デジタルパーマって知ってますか?

カドルをオープンして5年。

意外とご存じでない方が多かった

デジタルパーマ。

 

普通のパーマと何が違うかというと

ロッドが熱をもつという点。

普通のパーマはロッドが熱くなりませんよね?

パーマをかけるお薬と熱の力

両方の力でカールを作るパーマです。

広くはホットパーマに分類されてます。

 

仕上がりで大きく違うのは

カールの出方でしょうか。

普通のパーマって

シャンプーの後濡れているときは

クルクルとカールがあっても

乾いていくうちにカールがだれて

ゆるくなっちゃいますよね。

ゆる~いフワフワ~としたくせ毛風の

ヘアスタイルだと普通のパーマでも

いいんですが

それでも普通のパーマは

スタイリング剤が必要な場合も多く

お店でいい感じに仕上がってても

いざ自宅に帰って自分でしてみると

上手くスタイリングできない・・・

なんてことも。

 

デジタルパーマは

シャンプーの後の濡れているときより

乾いた時の方がカールが“クルン”とするんです。

乾くにしたがってカールが強くなっていく

そんなイメージです。

熱の力で大きくてしっかりとした

弾力のあるカールを作れるので

スタイリング剤は、ほぼ必要ないです。

使った方がよりメリハリのある

カールになりますが、なくても十分です。

 

なので、ご自宅でのスタイリングが

とっても簡単です。

 

時間とコストはかかりますが

パーマのもちがいいので

結果コストパフォーマンスが高い

とも言えます。

 

お客様の施術例をご覧ください

ボブベースに大きめなロッドでかけました
スタイリングは乾かしただけです
プルンとしたカールが特徴です
普通のパーマでこのスタイルを再現するには
ワックスなどが必要になります
この時2015年9月

 

そして2016年3月
カットはせずにカラーチェンジだけで
半年過ごされてます
長さは伸びてもまだ
カールがしっかり残っています
デジタルパーマはカットしなければ
このように長く楽しめる
という利点があります
スタイリングはねじりながら
乾かしただけです
通称ツイストドライと呼びます

 

そしてこちらが2016年6月
夏になる前にバッサリとカット
カラーも明るくチェンジです
この時もスタイリング剤はつけてません
自然乾燥に近い感じを出すため
スタイラードライといって
風をあまり出ないようにする
器具をドライヤーにつけて
乾かしただけです

 

いかがでしょうか?

この時点でデジタルパーマをかけてから

9か月経っています。

次にカラーでいらっしゃった時には

ちょうど1年経っていました。

 

コストパフォーマンスいいと思いませんか?

1年近くパーマスタイルを楽しめるのに

髪の毛にパーマのお薬を使ったのは

1回だけです。

髪の毛のダメージコントロールという点からも

優れていますよね。

 

普通のパーマだとかかりにくい髪質の方にも

デジタルパーマはおすすめです。

 

ひと昔前は

デジタルパーマは傷む、と思われがちでしたが

ACCトリートメントとの同時施術

髪質に合わせた薬剤選びなど

的確な知識と技術力をもって施術すれば

デジタルパーマはお客様のヘアスタイルの

可能性を広げてくれる素晴らしい技術です。

 

まだ、デジタルパーマを経験したことのない方は

ぜひ、この春デジタルパーマデビューしてみませんか?

 

 

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