黒髪を明るくするより暗く染めた髪を明るくする方がダメージは大きいんです
こんにちは。
瑞江美容室サロンカドルです。
週末ごとの台風が続き
せっかくの行楽の季節なのに
ゆっくりと秋を満喫する時間がないまま
今日は北風が吹き荒れています。
昨年より10日早い
木枯らし1号が吹いたとニュースで言っていました。
今晩から急激に冷え込みそうです。
体調に気をつけてくださいね。
さて、以前
でも書いたことがあるのですが
暗く染めた髪の毛を明るくしたい
となった時は
今よりも明るいカラー剤を使って染めても
思ったような明るさにならない時があります。
髪の毛のメラニン色素を脱色するのと
カラー剤の色素を脱色するのは
同じようで、違うんです。
一度暗く染めた髪の毛を明るくするのは
黒髪を明るくするより
何倍もパワーが必要となり
それは安易にやってしまうと
髪の毛へのダメージが心配されます。
髪の毛への負担を考えれば
時間をかけて退色するのを待ちながら
徐々にトーンアップさせていくのが
いいのでしょうが
そうは言ってられないのが
女性のおしゃれ心というものでしょう。
そんな方には
サロンカドルでは
ハイライトを入れる方法をおすすめしています。
ハイライトを入れるだけで
印象はグッと明るくなりますし
髪の毛への負担も減らせます。
それに
実は白髪の多い方なんかだと
ハイライトを入れて染めた方が
白髪が伸びてきた時の
キラキラと浮いた感じが和らいで見えるんです。
というわけで本日のお客様ご紹介です。
ホームカラーで
染めていたら暗くなってしまったので
明るくしたいとのことでした。
お稽古ごとの関係で
暗めにしていたらしいのですが
本当は明るい色が好きで
うんと明るくしたいとのこと。
かなり暗めに染めてあったので
事情を説明させていただき
ベースのトーンも上げつつ
ハイライトを入れて染めていきます。
仕上がりです。
カットは時間の関係上普通のカット
カラーはもちろんACCカラーです。
うんと明るくは出来ませんでしたが
上品な明るさで綺麗に仕上がったと思います。
ホームカラーをされていると
どうしても色むらや
明るいとこと暗いとこなどの
バラつきが出やすく
修正が難しいのですが
ハイライトを入れることで
ムラが目立たなくなる
という利点もあります。
ハイライトというと
おしゃれに敏感な若い女の子向け
というイメージや
派手になるから
といった理由で敬遠されている方も
多いかもしれませんが
白髪の多くなったミセス世代にこそ
おすすめしたいカラーです。
もちろん白髪が多くない方でも
暗く染めた髪の毛を明るくしたくなったら
ぜひお試しください。
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