髪の毛の体力には限界があるからこそ1回1回の施術内容は大事です
こんにちは。
瑞江美容室サロンカドルです。
毎朝通る道に
落ち葉がいっぱいたまっているのを見ると
冬の訪れを感じます。
風邪が冷たくなってきましたね。
これから本格的に冬へと変わっていくんでしょうか。
さて、サロンカドルで大人気のストパン縮毛矯正ですが
どんな髪の毛にでも施術できるか
と言われたら
そうではありません。
髪の毛の体力というのは
どんな施術をしてきているか
どんなふうに薬剤を用いてきたか
お家での髪の毛の扱い方はどんなふうか
などの条件で
大きく変わってきてしまうからです。
そんな中でも
縮毛矯正を続けてきている方への
ストパン縮毛矯正やストデジは
一番神経を使います。
髪の毛の長さが長ければ長いほど
その髪の毛にどんな薬剤で
どんな施術がなされてきたのかを
しっかりと確認してからではないと
施術内容を決定できないからです。
その時の髪の毛の状態次第では
メニュー変更を
提案させていただくこともあります。
一番悩むのは
その日使う薬剤の種類、強さです。
長く担当させていただいてる
顧客様であれば
カルテに事細かく記録が残っているし
オーナーが自分自身で施術した髪の毛なので
ストライクゾーンが絞り込めるのですが
ご新規様の髪の毛は、本当に難しいんです。
ストパン縮毛矯正は薬剤を使う施術ですので
ダメージは避けられません。
しかも高熱のアイロンも使用するため
リスクの多い施術となります。
お客様が、
こんなに傷んでしまうなら
何もしなければよかった
と感じないように、ダメージをコントロールしながら
やってよかった
と
最低限のダメージと引き換えに
お気に入りのヘアスタイルを手に入れ
素敵になって喜んでいただく
そこに焦点を合わせて施術します。
本日ご紹介させていただくお客様です。
ずっと縮毛矯正専門店で縮毛矯正を続けてきた方です。
HPをご覧いただき
ストパン縮毛矯正をしてみたいと
ご来店くださいました。
<ご来店時の状態です>
繰り返してきた縮毛矯正とカラーで
毛先はバサバサ。
髪の毛の量を減らすために
たくさんすいてあったため
ダメージした髪の毛が膨張して
シルエットも大きくなっていました。
必要以上に頭が大きく見えてしまっています。
半年前に縮毛矯正したということですが
どこから矯正したのか見分けがつかないくらい
髪の毛がバサバサでした。
カウンセリングをさせていただくと
髪の毛の長さにこだわりはなく
- 上戸彩さんみたいなイメージで軽くしたい
- 首の後ろは隠れる長さが欲しい
- (日光アレルギーのため)
- 前髪~サイドの髪の毛が自然に流れるようにしてほしい
イメージ画像はこちらです
ドライカットをご希望でしたので
長時間施術になるので心配でしたが
人気のアメリカドラマ
〝ウォーキング・デッド〟を見ながらスタート!!!
<ドライカット終了時>
(ドライカットはストレートアイロンで
髪の毛を伸ばした状態でカットするので真っすぐな状態です)
すかない、削がない
ドライカットの仕上がりに
『すかなくても、こんなに軽くなるんですね』
と
びっくりされていました。
ここからストパン縮毛矯正に入ります。
ストレートアイロンでくせの部分を
しっかり伸ばしながら
後頭部の丸み
前髪~サイドの髪の毛の流れを
パンチアイロンで作っていきます。
<ストパン縮毛矯正仕上がり>
ドライヤーでザっと乾かした状態
ザっと乾かしただけでも
後頭部はふんわりして
前髪~サイドの自然な毛流れが出てます。
縮毛矯正したスタイルには見えないですよね。
<ACCトリートメントのお約束・熱入れブロー仕上げ>
けっこう短くしましたが
今までの縮毛矯正とカラーで傷んでいた部分が
まだ、毛先にほんの少し残る長さだったので
毛先に若干のパサつきが残りましたが
全体の印象は大きく変わったと思います。
艶も出て、頭のシルエットも小さくなり
何よりも
毎日のお手入れが楽になると思います。
長い間、縮毛矯正技術というのは
一度真っすぐに伸ばした部分は
そのままにしておき
根元の新しく生えてきたくせの部分だけを
伸ばしていく
リタッチ矯正が主流でした。
そのため出来るヘアスタイルは
ロングのストレートスタイルに限られることが多く
縮毛矯正した後の髪の毛に
何かをする
という考え自体がなかったため
強めの薬剤で
とにかくしっかりとくせを伸ばすことに
焦点がおかれていました。
しかし
多くの女性の要望に応えるために
メーカーさん
美容師さんたちが
知恵を出し合って
今の縮毛矯正技術は大きく進歩しています。
ただし
大きなリスクを伴う技術でもあります。
薬剤と熱の力を使ってくせを伸ばすうえに
曲げる(動きを出す)という作業が加わって
最高難度の技術といっても過言ではないと思います。
髪の毛の体力には限界があります。
そして
カラーやパーマ、縮毛矯正など
美容技術をするごとに
髪の毛の体力は削られていきます。
だからこそ
1回1回の施術内容が重要になってくるんです。
ひと昔前の
強めの薬剤でしっかり伸ばす縮毛矯正
から
次の施術につなげられるように
出来るだけ弱い薬剤選定を的確にして
最低限の負担でしっかり伸ばせる縮毛矯正
に変わってきています。
そうすることで
縮毛矯正した髪の毛にも
デザイン性を求められるようになるのです。
そして、薬剤履歴の把握と的確な薬剤選定は
ずっと継続・管理していくべきことなのです。
何故なら
髪の毛の体力には限界があるから。
あなたの大切な髪の毛を守るために
カラーやパーマ、縮毛矯正などの
全てを任せられる
信頼できる美容師さんを探してください。
美容室ジプシーを続けていると
綺麗な髪の毛からは、どんどん遠ざかります。
これから髪の毛を綺麗な状態で
保っていきたいし
ムラになっているカラーを綺麗にしたい
とのことでしたので
何点かアドバイスをさせていただきました。
そして
ACCトリートメントお試しフォームケアセット
綺修たばた
今のサロンカドルの商品の中では
最強のヘアケア製品をお持ち帰りいただきました。
実際に私も使っていますが
本当に最強だと思います。
毎日のお手入れに使っていただければ
日に日に髪の毛の調子が良くなってくるので
今までとは違うことを感じていただけると思います。
※ちなみにこの日
〝ウォーキング・デッド〟は6話の途中まで見れました。
長い時間本当にお疲れ様でした。
サロンカドルでは
信頼してご来店下さる
お客様の期待に応えるため
日々検証を重ね、勉強を続けています。
次は、ぜひあなたの髪の毛を任せてください。
責任をもって綺麗にさせていただきます。
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