扱いやすくして綺麗に見せるためにはACCストパン縮毛矯正

こんにちは。

瑞江美容室サロンカドルです。

 

このブログでも何度か話題に取り上げている

年齢とともに弱ってきてしまう

髪の毛・・・加齢毛。

だんだん細くなってきて

ハリやコシもなくなってきてしまう。

 

更にもともとくせ毛のため

縮毛矯正歴が長い。

 

ホームカラーの繰り返しで

ダメージも蓄積されている。

 

✦加齢毛

✦縮毛矯正歴のある髪の毛

✦ホームカラーのダメージ毛

 

この3つが揃った髪の毛への施術

特に縮毛矯正となると

まさに、美容師泣かせらしいです。

毛髪体力が極端に落ちている上に

使う薬剤の配合にも神経を使うし

すべての作業工程が非常に繊細になるので

いつもの何倍もの集中力が必要となります。

 

ちょっとでも判断を誤ると

ダメージを加速させてしまいかねない

難しい髪の毛です。

 

本日ご紹介させていただく

お客様の髪の毛が

まさしく

✦加齢毛

✦縮毛矯正歴のある髪の毛

✦ホームカラーのダメージ毛

のトリプル難毛です。

 

しかもご自宅で

ブローしたり、コテを使って巻いたりされているので

日常生活におけるダメージも加わっています。

 

ご来店時の様子

 

特にお顔周りが一番気になるところ

しかもこのお顔周りの髪の毛って

白髪も一番気になるところなので

ホームカラーの頻度も高くなりやすく

細い毛にカラーダメージも加わって

さらに細くなっていることが多いんです。

 

縮毛矯正歴が長い方なので

ペタンとなってしまうのが嫌だということ

ご自分でブローする時に

自然に内側に入るようになれば嬉しい

ということでしたので

ストパン縮毛矯正で施術させていただくことに。

ただし

ホームカラーのダメージ

今までの縮毛矯正歴

などを考えて

どのくらい内巻きになるかは

残されている髪の毛の体力次第ということを

カウンセリングでお伝えしてからの施術です。

 

 

ACCトリートメントを駆使します。

シャンプー台でやけに長く

何回もシュポシュポやっているな

と感じたら

あなたの髪の毛は相当ダメージしてます。

ダメージのひどい髪の毛ほど

しつこいくらいにシュポシュポします。

 

 

ストパン縮毛矯正施術後

ドライヤーで乾かしただけの状態です。

 

毛先に若干のパサツキが残ってしまいましたし

健康な髪の毛にストパン縮毛矯正したように

乾かしただけでは、毛流れも出せませんでした。

でも、こちらのお客様は

縮毛矯正歴が長いので

乾かしただけで後頭部の毛先が

自然に馴染んで、ふっくらと仕上がることが

今までの普通の縮毛矯正とは違うことに

喜んでくださいました。

それに

一番気になるところだった

お顔周りのくせは乾かしただけでも

綺麗に収まって艶も出ています。

無理をして髪の毛を傷ませてしまっては

元も子もありませんから

今できるギリギリがこの仕上がりとなります。

 

やはり

✦加齢毛

✦縮毛矯正歴のある髪の毛

✦ホームカラーのダメージ毛

のトリプル難毛の施術は難しいです。

 

 

最後ACCトリートメントお約束の熱入れ仕上げ

ブロー仕上げとなります。

 

ホームカラーのダメージがなく

髪の毛に(特にダメージが蓄積される毛先)

体力が残っていれば、乾かしただけでも

このような仕上がりも可能なのですが・・・。

 

今回は、最初からそこまでの仕上がりは無理だろうとの

予想の上の施術でしたし

こちらのお客様は

美容師さんが使うような

プロ仕様のロールーブラシをお持ちで

ブローも手慣れていらっしゃるので

ブローのコツをしっかりレクチャーさせていただきました。

 

ご自宅でのスタイリングは

今までより、全然やりやすくなると思います。

 

 

正面からの写真を比べると

一目瞭然

すっかり別人のようですね。

 

お顔周りのくせは

やはり若々しさから遠ざかってしまいますね。

くせが伸びて艶が出たことで

見た目年齢が10歳以上若返りました。

 

 

ホームカラーのダメージは

縮毛矯正をする上で

最も厄介な問題点となるわけですが

お客様にそのあたりのリスク説明を

しっかりとさせていただき

ご理解をいただいた上での施術となります。

あまりにもリスクのほうが大きいと考えられる時には

まず、髪の毛の体力を回復させることを

優先することもあります。

なぜなら

一度ダメージしてしまった髪の毛は

もとに戻せませんから。

ダメージコントロールはしっかりとさせていただきます。

 

 

この3年間で

サロンカドルトしての

縮毛矯正における技術の進化は

確実に進みましたが

まだまだ学ぶべきことがあります。

 

全国には研究熱心な美容師さんが

本当にたくさんいらっしゃって

今はSNS を通じて

日本全国どこにいても

向上心があれば学べる環境が

整っています。

 

お客様の綺麗な髪の毛のために

そして

その先にある

お客様の笑顔のために

学びのゴールはまだまだ先のようです。

 

 

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