こんにちは。

サロンカドル、マネージャーAyumiです。

キムタクのドラマは

あの有名な〝ロングバケーション〟も〝HERO〟も

今まで見たことはなかったのですが

ふ、と思い立ち

(医療系ドラマは割とすきなので)

見てみました。

A LIFE~愛しき人~

このドラマの中で、キムタクは寿司職人の父をもつ

職人肌の外科医を演じています。

 

第1話で

幼なじみでもあり、同僚でもあった親友の策略のせいで

アメリカに飛ばされ、アメリカで6000件以上のオペ実績を

引っ提げて帰国したキムタクが

恩師でもある院長のオペを

まわりのスタッフ全てが反対する中

見事成功させた後に

若手医師から

「オペすることが怖くないんですか?」

と問われた後に

「怖いよ。だから何度も検証する。

オペっていうのは、準備ですべてが決まるから

オペの手順、考えられるリスク、それを回避する方法

それらを全部、何度も何度も何度も恐れや不安がなくなるまで検証する。

怖いってことは準備が足りてないってことだからオペしちゃいけない。」

と答えるシーンがあったんです。

 

このセリフが心に残りました。

私はこのサロンカドルを手伝い始めてから

オーナーのFB(フェイスブック)を通して

色んな美容師さんのお仕事に対する姿勢を

見させていただいてきたのですが

カット

パーマ

縮毛矯正

薬剤知識

それぞれの分野で講師をされている

美容師さんの姿勢に通じるものがあるな、と。

 

オーナーがこの2、3年の間に

学びに行った講師の美容師さんたちは

まさにこのキムタクのセリフのような姿勢で

技術に向き合って、常に上を目指していらっしゃる方ばかり。

実験、失敗、検証、改良、の繰り返し。

プロの美容師さんからお金をいただいて

セミナーを開催する、そこにたどり着くまで

どれほどの時間、労力、コスト

をかけたんだろう・・・?

 

そして、セミナーで学んだからといって

すぐに営業に結びつくものでもありません。

学んだ知識、技術を持ち帰り、そこから

実験、失敗、検証、改良、の繰り返し。

インプットとアウトプットを繰り返し

学んだことを完全に自分の中に落とし込む。

そうしたことをコツコツと積み重ねてはじめて

お客様に自信をもって提供できるようになります。

 

キムタク演じる外科医と違い

美容室では、髪の毛の中は目で見ることができません。

お客様から聞いた薬剤履歴、施術履歴などをもとに

実際に髪の毛を触って、さらに濡らした状態も触って

今までの経験値から髪の毛の状態を判断します。

その判断をもとに薬剤の強さや配合率などを

お客様の髪の毛の状態に合わせて考えるのですが

カラー・パーマ・縮毛矯正など、薬剤を用いる施術は

化学反応なので、その判断に絶対はありません。

 

絶対がないからこそ万全の準備で施術に臨みます。

それでも、思ったような仕上がりにならないこともあります。

そんな時には、こちらからお直しを

申し出させていただくこともあります。

同じことを繰り返さないように、カルテを何度も見直し

不具合があれば改善策を考え、検証する。

その繰り返しの中で、お客様に前回よりも

もっと完成度の高い技術を提供したい

という思いを抱いて施術させていただいています。

 

美容師がお客様の前に立った時

そこにゴールはありません。

 

バブル時代のカリスマ美容師世代を知る私にとっては

美容師という職業はもっと華やかなものだと思っていました。

でも、実際に現場に立ってまわりを見てみると

職人と言っても過言ではないくらいの技術へのこだわりを

持った美容師さんがたくさんいらっしゃいます。

 

一見どこも同じように見える美容室でも

実際に働いている美容師さんには大きな差があります。

 

サロンカドルのオーナーは

華やかなカリスマ美容師ではありませんが

職人美容師です。

 

どうか安心して、なんでもご相談ください。

今まで培ってきた知識と経験をフルに活用して

あなたとあなたの髪の毛に真剣に向き合わせていただきます。