ホームカラーの便利さがもたらす悪影響について

今はドラッグストアにいけば色とりどりのカラー剤が置いてあります。

おしゃれ染めに限らず白髪染めのカラー剤でも

色の種類が増えてきましたよね。

コストパフォーマンスのよさ、お手軽さ、早く染まる

などの理由でホームカラーを使ったことのある方も

いらっしゃるのではないでしょうか?

 

退色が早くなることについては

ホームカラーとサロンカラーについて

のブログで書きましたので今回は省略しますね。

 

40代以降、最初はそんなに気にならなかった白髪が

だんだんと増えてきて、50歳を過ぎて

気になるペースが早まってくると

ついつい生え際の、人から見て目立つところだけ

ホームカラーでチョコチョコ染めてしまう。

気になる方は2週間おきに染める方もいらっしゃるみたいです。

・・・が、これは絶対におすすめしません。

ホームカラーは髪の毛にかかる負担が本当に大きいのです。

そんなお薬を2週間おきに、しかも生え際のような

髪の毛が細い部分に繰り返し塗っていたら

ますます髪の毛は痩せて細くなってしまいます。

しかも、おそらくご自身でカラー剤を塗布する際には

しっかり染めようと地肌からたっぷりと

塗ることが多いのではないでしょうか?

そんなことを何年も続けていくと

地肌も弱ってきて、いい髪の毛が生えてこなくなります。

 

その対策としては

1 前髪を作ったり、サイドの髪の毛で顔が隠れるような
生え際がめだたないヘアスタイルにする
2 その日限りのシャンプーで落ちるタイプの
カラー剤で染める(マスカラタイプ・ファンデーションタイプなど)

といったところでしょうか。

 

あと、ホームカラーとサロンカラーを両方されている方。

こういった方の場合は、色合わせが大変になります。

ホームカラーで染めた髪の毛は100%ムラが出来ています。

しっかり染まっている部分、染まりが浅い部分

さらに退色の仕方もバラバラです。

そんな状態の髪の毛をサロンカラーで

綺麗にしたいと思ってご来店される方もいらっしゃいます。

私もお店を手伝う前は考えてもみませんでしたが

ムラのある髪の毛を、綺麗に仕上げるには

かなり苦戦します。

何種類もお薬を作って塗り分けなければならないからです。

 

私も以前は、美容室はプロなんだから

簡単に綺麗に仕上がるもの、と思っていました。

でも、綺麗に仕上げるためには

美容師さんの並々ならぬ苦労が隠れていたのです。

サロンカラーを続けている髪の毛を染める場合に比べると

ホームカラーでムラになった髪の毛を染める場合は

倍以上の労力が必要となります。

もちろん、そんなムラなど気にせず1種類のお薬を

塗って終了、というお店もあるかもしれません。

でも、サロンカドルはそんなことはしません。

出来ません。

なぜならば、お金をいただいてカラーを仕上げるプロ

としてお客様に向き合う以上

ホームカラーの何倍もの価値を感じていただきたいから。

その時に綺麗に仕上がればいい、という考えではなく

染めた後の1か月後、2か月後を想定して

次にご来店いただくまでの間

少しでも綺麗な状態で過ごしていただきたいから。

そんな思いで施術させていただいています。

 

次に問題となるのが

パーマや縮毛矯正をかける場合。

ホームカラーを繰り返している髪の毛への

パーマ・縮毛矯正の施術は難易度がグッと上がります。

ダメージコントロールしながらサロンカラーで

染め続けた髪の毛に比べると

ホームカラーを繰り返した髪の毛は

残っている髪の毛の体力が少なくなるため

思ったように仕上がらない確率が高くなります。

 

サロンカドルではACCトリートメントを取り入れることで

ホームカラーを繰り返した髪の毛への施術の仕上がりも

かなり良い仕上がりが期待できるようになりました。

が、やはりダメージコントロールをきちんとしている

髪の毛に比べるとその差はハッキリと出てしまいます。

さらに、1か月、3か月、半年・・・と時間が経った時の

髪の毛の劣化のスピードが全然違います。

 

縮毛矯正専門の美容室ではホームカラーを

禁止しているところもあるくらいです。

長い目で見た場合

お手軽さ、便利さと引き換えに

髪の毛の体力を猛スピードで奪っていくもの

それがホームカラーだと理解しておいてください。

 

髪の毛は日常生活するだけで

毎日少しづつダメージしていくもの。

そして、一度ダメージした髪の毛は治りません。

ダメージしたところをきれいに見せる技術はありますが

残された髪の毛の体力が少なければ少ないほど

選べるヘアスタイルの選択肢が減ってしまいます。

いくつになっても綺麗な髪の毛で

美しいヘアスタイルを楽しみたいのならば

担当の美容師さんと、あなたの二人で一緒に

ダメージコントロールしながら

歳を重ねていっていただきたいな

と思います。

 

年齢を重ねれば重ねるほど

髪の毛って大事に感じますよ。

40歳の時には無頓着だった私も

50歳を前に、髪の毛の美しさがどんなに大切か

痛感しています。

 

思い立った日が始まりです。

まだまだ美しい髪の毛を取り戻すチャンスはあります。

きちんとダメージコントロールしながら

カラーやパーマをしておしゃれを楽しみましょう。

 

サロンカドルはそんなあなたの

お手伝いをさせていただきたいと思っています。