軽くしたいからからすく=扱いやすくなる、ではありません

こんにちは。

瑞江美容室サロンカドルです。

 

私も以前は勘違いしていました。

重く感じて扱いにくいときは

すいてもらえばいい、と。

 

髪の毛が多くてまとまらなかったり

くせ毛で扱いにくかったり

・・・そうするとついつい

「重いからすいてください」

って、オーダーしがちですよね。

すくことで髪の毛の量は少なくなって

感覚的には軽く感じるかもしれません

軽くなったからといって必ずしも

扱いやすくなるわけではありません。

 

もう一点注意していただきたいのは

すくことで短い髪の毛の毛先が表面に出てきて

パサついたり、傷んでるように見えてしまうこと。

カラーやパーマをしていない

子供のバージン毛とは違い

髪の毛の体力が減ってきている

加齢毛が混じり始めた

私くらいの年代は気をつけなければいけません。

 

今回ご紹介させて頂くお客様は

今まで1度も自分の思い描くスタイルに

仕上がったことがなかったそうです。

どんなに頑張ってスタイリングしてみても

なんか、どこか違う・・・。

都心の美容室を探してカットしてもらいに行こうか

と考えていた矢先に、お店の前を通りかかり

ドライカットに興味を持たれ、ご来店してくださいました。

 

カット前の状態です

シャンプー台で撮ったので画像が暗かったため
画像加工したので少し画像が荒くてわかりにくいですが
くせ毛の混じったパサつきが気になる髪質でした
カットしてからまだ1ヶ月しか経っていないとのことでした。

 

仕上がりです

 

すいたり削いだりしないでつくったショートカットです。

ドライカットで髪の毛1本1本を

筆の穂先のように先細りなるように

丁寧にカットして、フォルムをつくっていきました。

くせ毛の方の場合は、髪の毛が暴れないように

おさまりが良くなるように

見極めながらカットするのですが

オーナー曰く

くせ毛の方のカットをするたび

ニューヨークドライカットは

くせ毛をコントロールするには

とても理にかなったカット技法だと

感じるそうです。

私は素人なのでわからないのですが

例えばこのお客様のような

ショートカットスタイルの襟足の部分。

すいたり削いだりしても

ギザギザに見えるので

一見同じに見えます。

でも、実際にカットし終わって

仕上がってみると髪の毛のおさまり方が

全く異なるらしいのです。

それは25年という長いキャリアをもつ

オーナー自身が、一番驚いていました。

 

私自身も自分でスタイリングしていて

感じるのは、ドライカットでカットしてもらうと

とにかく髪の毛が扱いやすく、軽いんです。

すいたり削いだりして

軽くしてもらっていたときよりも

体感的に軽いんです。

不思議ですよね。

髪の毛の総重量としては

すいたり削いだりしていない分

重いはずなのに・・・。

とにかく不思議な感覚なんです。

 

同時にACCトリートメントも施術させていただき

ホームカラーで傷んだ髪の毛を疎水化しました。

髪の毛を疎水化することで、ご自宅で使う

オイルやトリートメントがしっかり乗るようになるので

今までよりずっとおさまりが良くなるはずです。

 

ただ、くせ毛の方の一番の悩みどころ

髪の毛の艶が出にくい、という

お悩みは解決にいたらなかったため

ドライヤーで乾かしただけで仕上がる

“ストパン縮毛矯正”

も試してみたいとのことでした。

こちらのお客様も何年か前

ショートカットにする前は

縮毛矯正をされていたそうなのですが

ペタンとなってしまうのが嫌で

ショートヘアにしたそうです。

私たちの世代は

縮毛矯正というと、どうしても

ペッタンコでピシ~っとしてしまう

いかにも矯正しましたというストレートヘア

になってしまう印象を持っています。

なんせ板を貼り付けて

髪の毛を伸ばしていたのを

知っている世代ですから。

その頃から考えると

ストパン縮毛矯正は別次元の技術です。

 

まずはACCトリートメントの

フォームケアをお家で使っていただいて

ホームカラーで傷んだ髪の毛の

体力を回復させてあげてください。

カラーダメージが目立たなくなれば

今までよりは、艶が出てくると思います。

 

 

すかない、削がない

髪の毛の1本1本の重なりと

テーパーというカット技法でつくったズレとが

作り出すドライカットのヘアスタイルは

きっとあなたの体験したことのない

感動をもたらしてくれるはずです。